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マニアック豆知識

2014年10月24日 (金)

成長の季節

Photo

秋も深まり、エビ達はもりもり脱皮してぐんぐん成長しています。

環境や栄養などの条件がより良くなってくると、エビ達はもともと持っている潜在能力を見せてくれます。

ふっくらと身が張ってきて、色つやが良くなり、体力が向上していきます。

ただし条件が良すぎるため成長がとても早く、すぐに次の脱皮に入ってしまうため、当養殖場では最近水揚げが少ない状況が続いています。

脱皮前はエサを摂りませんので(内臓の腸管も一緒にぺろーんと脱皮します)カゴに入らないですし、脱皮後も殻が柔らかいと接触に対する警戒心が強くなるようで、カゴに入りにくくなってしまいます。

どんなにエビがたくさん池の中にいても、殻が堅くカゴに入ることのできるタイミングのエビが少ないため、水揚げが少なくなってしまうのだと思います。

その年の種苗の特性などもありますが、どうやらもうしばらくこの状況が続きそうです。

でも高成長の時期ももうあと一時で、冬が近づくと脱皮をあまりしなくなり、殻がしっかり固くなっていきます。

それまではとにかく気持ちよく過ごしてもらって、エビ達が好きなだけ大きく育つことをお手伝いさせていただきま~す。


2013年9月16日 (月)

エビの性格

 クルマエビにも性格ってあるんですか?というご質問をいただきました。

人はそれぞれいろんな性格がありますが、実は、エビ達にもそれぞれ違った性格があると私は感じます。

ただし、1尾1尾それぞれが大きく違う性格を持つというわけではなく、どちらかというと“群れ”としての性格です。

親の産地とか、DNAとか、その年の気候とか、いろんなことが影響するのかなと思いますが、実際に養殖場で育成すると、その年々で確実に性格は違います。

おもしろいことに、池の中と外で、真逆の一面を持っていたりします。

池の中で物怖じせずに積極的な子は、水槽に揚げてくると大人しかったり、池の中で大人しい子は、水槽で激しかったりします。

また、小さいころは活発だったのに大きくなるとまったりしたエビになったり、小さいころは臆病だったのに大きくなると気合がハンパでないエビに育ったりと、様々です。

なるべく、その年のエビ達の性格の良いところを活かしてあげたいな~と思いながら、毎日お世話しています。

2009年12月 4日 (金)

飼いたい?

Photo “もらった車海老を水槽で飼ってみたいんだけど、どうしたらいい?”という、マニアックな方からお電話をいただきました。

実は数年前にも同じようなお電話を頂いたことがあります。

世の中にはいろんな人がいるものですね・・・。

僕は水槽で飼うことに関しては素人ですが、たぶん、水温と微生物と餌の量のバランスが大事なんじゃないかな?と思います。

観賞用か、成長するのを見たいのかによって飼い方は違うと思いますが、基本的には餌を腹5分~7分くらいの感じで(過食は厳禁!)与えて、水温や水質が急激に変わらないよう注意しながらお世話するといいんじゃないでしょうか?

ちなみに東興の養殖場では、養殖池から外海までを含む湾内の広~~~い範囲を一つの環境と考えて、なるべく負荷をかけないよう心がけています。

環境の許容範囲内で養殖させてもらうと、しぜんといい微生物のバランスが保てるようです。

たぶん、水槽でも同じような感じではないでしょうか?

餌は魚系・エビ系・イカ系なんでも食べると思います。ビタミン類のバランスが少し心配ですけど・・・。

では、ご健闘をお祈りします!

2009年10月10日 (土)

大吉の予感

Photo_5茹でたてで赤くおいしそうに見えるこのエビは、僕達の間で通称“ピンクちゃん”と呼ばれる幻の車エビです。

決して茹でたわけではなく、通常のエビと比べるとびっくりするくらい赤いですが、ビンビンに活きています。

10万尾に1尾くらいの確率でしかお目にかかれない幻のエビなので、このエビを見ると願い事が叶うという、とてもマニアックなうわさがあります。

早朝の水揚げ作業中に発見した某スタッフは“パチンコで勝てますように”と願い勝負に出かけたようですが、夕方には“もう、パチンコはイヤになったばい・・・”と、がっくり肩を落とし帰ってきました。

彼は長い間パチンコをやめたくてもなかなかやめきれなかったのですが、“ピンクちゃん”はそっちの願いを叶えてくれたようです。

2009年8月25日 (火)

ゴハンの食べ方

Photo “エビちゃんはどんな風にゴハンを食べると~?”と、娘に聞かれました。

小さいエビが水槽の中でちょこちょこ食べるようなかわいらしい姿を想像したようです。

しかし、そんなことはありません。

たくさんある細い腕と小さいハサミ状の指先を超高速で動かし、興奮した様子で餌を猛烈にかじりまくって食べます。

お腹の下の遊泳肢もシャカシャカ動かし、抱えた餌を仲間に取られないように泳いだり、あっという間に砂に潜って臭いを消し、潜ったまま食べたりします。

実は、かなりどう猛で、いじきたなかったりするのです。

6歳と3歳の娘にそのまま伝えるとイメージダウンは避けられないので、“み~んなお行儀よくおりこうさんに食べてるよ~”と報告しました。

2009年6月23日 (火)

謎の生命体

Photo

潜水作業中に、なんか水がピコピコ動いてるな~と思ってよく見てみると、あたり一面霧のように見えるのはカイアシ類(スケッチ参照)の巨大群集です。

あ~、僕は今きっと、何億匹というカイアシ類達に包まれているんだな~と、不思議な快感をおぼえるのも、この時期の風物詩です。

エビ達は、このカイアシ類も大好物なようで、好んでその群れの中にいたりします。実際に、エビの腸管の中にはいろんなプランクトンと一緒にこのカイアシ類がよく見られます。

毎年、東興の養殖場では、珪藻→カイアシ類→ゴカイの大発生が順番に訪れます。天然の鮮度ビンビンの豊富なエサに恵まれているのは実にありがたいことです。

大自然に感謝。

2009年5月 9日 (土)

実にいい・・・

Photo 健康な生物を育てるには、環境が大事です。

車海老にとっての環境とは、大きく分けて水と砂です。

悪い環境の中にいれば免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。

いい環境で栄養バランスよくのびのび育てればすばらしい生物が育ちます。

私達が砂にこだわるのは、当たり前の話ですがそのためです。

車海老は砂の中で眠ります。

夜に活動する時は、泳ぐよりもむしろ砂の上を這って移動します。

食事も砂の上や砂の中でします。

つまり生活のほとんどの時間を、いつも砂と触れあいながら過ごすわけです。

だから僕達は、エビの皆様方に気持ちよく生活して頂くため、砂の一粒にも精一杯つくします。

東興の養殖場では、エビ達はセレブな生活を送っているのです。

2009年4月27日 (月)

砂を極める

Photo ひたすら砂のお手入れをすること100日が経ちました。

砂は本来のピンクがかった美しい色を取り戻し、さらさらのきれいな状態に仕上がりつつあります。

太陽・雨・風の偉大なパワーを最大限に活かすため、毎日コツコツとした仕事を積み重ねることによってこの砂はやっとできあがります。

いろいろな理由はありますが、とにかく、まずはこの最高の砂の状態を作ることがいい車海老を育てる第一条件なのです!

まだ池には水さえも入っていませんが、すでに現場にはピーンと張り詰めた緊張感が漂ってきました。

今シーズンも完璧なスタートが切れそうです。

2009年1月18日 (日)

おとなの証

Photo HIROさんからマニアックなコメントを頂きましたので、紹介します。

前回、えびの大・小のお話をしました。

同じように育ててるのになぜか大きく育つエビは、実はほとんどがメスで、逆にすごく小さいエビはほとんどがオスです。

オスとメスの違いは足の付け根の生殖器をみればすぐに分かります。

オスはやはり突起物みたいなのが付いてます。写真はメスで、リボンみたいなものが付いてますが、これは交尾栓といって、交尾の後に精子を体内に貯蔵するためキュッと栓をされたところです。

つまりHをした動かぬ証拠ですので、たまにスタッフが妄想してキャーキャー言っています。

交尾はメスが脱皮直後のプルプル状態の時に行われるそうです。脱皮で体力を消耗してヘトヘトなのにオスの相手をしてあげてるとは・・・。愛って深いですね。

2008年11月19日 (水)

オガクズその2

Photo_2

当社の使うオガクズは、大分県の日田産杉100%です。

色々なオガクズを試した結果、香りと品質の面で決定しました。

このオガクズは、木材を作った時にできる端っこの部分とか、角材にならない部分を集めて有効利用しているそうです。

山で余ったものが車海老の役に立つとはなかなか粋な話ですね。

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